7/2(土)きのこ観察会
雲ひとつない晴天となり、今日も熱中症に十分に注意しながら
関西菌類談話会の皆さまをお迎えして『きのこ観察会』を開催しました。
最初に注意事項などの説明があり、きのこ探しに各々出かけます。
本来なら梅雨でたっぷりと水分が蓄えられ、きのこもたくさんあるだろう…
この時期に毎年観察会が行われているのですが…
今年は雨も少なく、急激な暑さで『きのこないかもしれないね…』とのことでしたが…
結果…50種類ほどのきのこが見つかりました!!
1時間ほど散策した後はビジター棟に戻り、昼食を挟んで同定作業が行われました。
(※『同定』とは… 生物の分類上の所属や種名を決定すること。 )
可愛いイラストつきでおおまかな分類に分けられたきのこたち。
同じように見えても違いがあって、奥が深いです。
最後に専門家の方たちから丁寧な解説もありました。
注意事項として、自分で見つけたきのこも人から貰ったきのこも危険なので基本的には食べない方がいいとのことでした(笑)
安心して食べられるのはお店で売っているきのこだけだそうです!
今回は地衣類を研究されている方も来られていましたよ(^^)/
※『地衣類』とは… 菌類のうちで、藻類を共生させることで自活できるようになったものである。一見ではコケ類などにも似て見えるが、形態的にも異なり、構造は全く違うものである。
甲山森林公園では『ヤドリキッコウゴケ』という、他の地衣体に寄生して成長し、全てを乗っとってしまう珍しい地衣類を見ることができるそうです。
次回は、また来年?!
イベント情報誌『かぶにゅー』や公園ホームページをご確認ください!