【開催報告】6/21（土)主催イベント「第30回かるがもクラブ」のご報告です。今回は、6組20名満員御礼です♡
『親子でのんびり自然に触れ合いながらおさんぽを楽しもう！』をテーマに、今回は、梅雨時期に見ることができる森にすむアオガエル、モリアオガエルの卵塊を見に行きました。いつもより少し距離が長いけれどいろんな生きものにも出会え、今回も五感を使って自然を楽しみました。

今、園内のあちらこちらに落ちている赤い実を見て、触って、香りを楽しみました。ヤマモモの落ちている実を集めて、色遊びもできますね。足元に、チョウがいるとお友達が教えてくれました。ヤマトシジミの幼虫ははカタバミの葉を食そうとしています。卵を産みにやってきたのかな？すぐそばのアラカシには小さなドングリができていますね。花はいつ咲くの？どんな花？

桜の葉にアリがいました。アリと蜜腺のお話に大人の皆さんから「ほぉ～」という声が聞こえました。

花が冬に咲く季節の果物、ビワも実ができていました。残念なことに、手前の枝は折られていました。公園のビワは、 野鳥も食べます。 来園者が持って帰ってよいものではありません。

大きな胸が赤いアリを見つけてくれました。ムネアカオオアリは、何をしているのかな？

キノコを触って見ます。クスノキの枝を折ってにおいをかいでみましょう。キノコやクスノキはどんな香がするかな？

ヤスリとして使われる葉っぱで爪をピカピカにしましょう。ここでも保護者の方々から「うわっ!!すごっ！」と声が出ました。足元にはきれいな羽根のカノコガがいました。

お友達がカラスがいるよと教えてくれました。何をしているのかな？じっくり観察すると面白い発見があるかもしれません。

トゲトゲのある木をよーく見てみると葉っぱがいっぱい食べられています。だれが食べているのかな？黒い小さい幼虫と大きい幼虫（あおむし）がいくつかいました。モンキアゲハの幼虫のようです。ここでは、かなり盛り上がりました。触って見ると赤い角のようなものを出します。

三人で見つめているものは何？

またまたお友達が見つけてくれた「これはこれは何の虫？」

ナツツバキも季節のお花。花びらが涼しげですね。落ちている花は、白と黄色で目玉焼きみたい？

噴水でくつろぐ三人は、なにをはなしているの？かわいい♡　噴水の前、甲山を背景にひと家族ずつ家族写真を撮りました。素敵な思い出写真になるかしら♪

あちらこちらでヤマモモの実がたくさん！

水辺で八月実施予定の竹の水鉄砲試作品を試してもらいました。子どもたち、入れ替わり立ち代わり、楽しそう！

モリアオガエルの卵塊がいくつかありました。日にちが立ってかなり乾燥しています。その下にはオタマジャクシ、アメンボ、アカハライモリもいました。小さな生態系ができています。これらの生きものを持ち去ることはしないでください。

「これは何ですか？」と尋ねられたのはミツバアケビでした。クリも小さな実ができていました。

＜今日観察したもの＞

植物　ヤマモモ、アラカシ、サクラ、ビワ、カキ、カラスザンショウ、サルスベリ、ヤブムラサキ、ナツツバキ、キササゲ、ミツバアケビ、クリなど

野鳥　メジロの声

昆虫他　ヤマトシジミ、ムネアカオオアリ、ダンゴムシ、アリジゴク巣、モンキアゲハの幼虫、コメツキムシの仲間

＜参加者さんの感想＞

・試食　ヤマモモの実、モリアオガエルのオタマジャクシや卵の泡、触れたあおむし、爪磨きのムクノキの葉っぱ、いろんな体験ができました。

・自分たちでは楽しめない方法で、公園を満喫できました。自然の事は知らないことばかり。子どももすごく楽しそうでした。私も楽しかったです！ヤマモモも食べられるって知らなかった。オタマジャクシもかわいかったです。

・オタマジャクシとモリアオガエルの卵いろいろな生きものの様子を知れるイベントがあるのが嬉しいです。

・たくさんの虫や木や葉に触れお話を聞くことができて楽しかったです。

・ヤマモモ、すっぱかったです。

・甲山の自然がこんなに多種多様だったことを知れた。子どもたちのリアクションもとてもかわいかった。

今回は6組20名で、年齢層も0歳から5歳と興味の対象が色々でどうなるかな？と思いましたが、とても素敵なメンバーで皆さんで楽しんでいただいたようで何よりでした。かるがもクラブでは終了後休憩に使っていただけるよう、ビジター棟のお部屋をご用意しています。お昼寝やお食事などにご利用ください。

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次回の『かるがもクラブ』は8/2(土)です。みくるま池付近のジャブジャブ池で水遊びや生き物観察をする予定です。
詳細は、『かぶにゅーvol.47』にてご確認ください。ホームページからご覧いただけます。

皆さまのご参加お待ちしております！
スタッフG＆N