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活動レポート 更新日 : 2024年09月04日

9/1(土) 「第14回 公園ネイチャーガイド」(イベント名が「しっかりガイド」から「公園ネイチャーガイド」に変更になりました)

【開催報告】9/1(土) 主催イベント「第14回 ネイチャーガイド」のご報告です。

このイベントは120分歩くことができる方なら年齢制限はありません。公園スタッフが広い園内を、季節によってコースを変えてご案内します。

今日のルートは…
管理棟前~大師道沿い軽登山道~西入口付近~梅林~愛の像~記念広場~4号トイレ付近~北入口~軽登山道~なかよし池~北入口~みどり橋~管理棟前

これまでとは違う動きの台風10号、まだ迷走しているように思えますが、この辺りは曇り。開催時間の10時は暑さが少し落ち着いたようです。今回はロングコースを 自然を楽しみながら歩きました。

はじまりのご挨拶、コース案内、注意事項などのお話

ツクツクボウシとアブラゼミの声を聴きながら、アベマキとクヌギの違い、落ちたドングリを観察しました。
ハイイロチョッキリが卵を産んで落とした枝と葉が付いたドングリ。産卵痕が見えます。

西入口まで来るとクズの花がたくさん道に散っていました。

梅林下の葛の葉にオオシオカラトンボ

梅林のラクウショウの実を観察し香りをかいで、メタセコイヤとの違いについてお話をすると…いろいろ質問が出てきます。

愛の像付近につる植物が繁茂しています。ナツフジ、ヘクソカズラ、ヤマノイモなどなど。

クスノキの変種のホウショウの実の香りをかいでみました。

「あの赤い実はなんですか?」
珊瑚のような可愛い赤い実は野鳥のエサになります。

記念広場では樹木のお話、キノコがついてる桜、葉が全くない栗の木について。
イグチの仲間のキノコもたくさんありました。

いい香りの樹木や食虫植物も観察

ワレモコウはアップで見るとこんな感じです。

ミツバアケビも少しずつ大きくなっていますね。

スノキの葉っぱ

エノキの葉についてのお話

たくさん実が食べられているヨウシュヤマゴボウ

オオオナモミの花を観察

おもしろい名前のママコノシリヌグイ。トゲトゲを触ってもらいました。

なかよし池のデッキが半分完成し通ることができるようになりました。ここにもハイイロチョッキリが卵を産んで落としたドングリがたくさん落ちていました。
ご質問いただいた植物は「アブラガヤ」でした!

今、たくさん見ることができるつる植物の 黄色い小さな花は、カエデドコロ。

ロングコースでしたが、2時間で戻ってくることができました。数日前からウグイスのさえずりも耳にしなくなっています。曇りで気温は30度くらいでしたが、湿度が高く、森の中で時折吹く風が気持ちいいと感じました。地味な花が多かったですが、リピーターの方々や初参加の皆様にも楽しんでいただけたようでよかったです。

今日観察したもの

植物・・・ヌルデ、アベマキ、クヌギ、コナラ、クズ、ススキ、アレチヌスビトハギ、ツユクサ、ラクウショウ、ヤマノイモ、センニンソウ、ナツフジ、ヘクソカズラ、ホウショウ、サンゴジュ、サクラ、クリ、クロモジ、ウラジロ、ヤマウルシ、ハゼノキ、ホザキノミミカキグサ、サワヒヨドリ、ヒヨドリバナ、ミズギボウシ、サワギキョウ、ワレモコウ、サワシロギク、コバノガマズミ、ミツバアケビ、エノキ、ヨウシュヤマゴボウ、ミズヒキ、イノコヅチ、オオオナモミ、オオマツヨイグサ、ママコノシリヌグイ、ヤマハギ、カエデドコロ、アブラガヤ、ヒメヤブランなど

野鳥・・・ヒヨドリ、 ウグイス、メジロ、コシアカツバメなど

昆虫・・・ツクツクボウシ、アブラゼミ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、コミスジ、キタキチョウ、ヒメクダマキモドキ、ジョロウグモなど

その他・・・カナヘビなど

参加者の声
『普段何気なく見ている植物について、五感で感じながら教えていただくことができ感謝しております』

『毎回新しい発見があり楽しい。』

『ワレモコウの花のアップを接写で撮ったカメラの画像を見て、とても美しいと感じた。』
『いろいろな植物の説明をしてもらって満足』
『前回とは異なるコースで、色々楽しめました。』
『夏の終わりを感じられて、そして、ちょっと歩いて気持ちよかったです。ゆるくてちょうどいいです。』

次回公園ネイチャーガイドは11月です。10~12月のイベントは9月中旬のかぶにゅーvol.44にてお知らせいたします。
みなさまのご参加お待ちしております♪

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