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活動レポート 更新日 : 2024年08月15日

8/5(月) 「真夏の公園で虫をさがそう!~甲山☆自然観察隊~」

【開催報告】8/5(月) 共催イベント「真夏の公園で虫をさがそう!~甲山☆自然観察隊~」のご報告です。
昨年度より、NACS-J自然観察指導員兵庫連絡会のみなさんと自然観察を開催しています。酷暑の中、定員を大幅に上回る申し込みでキャンセルもありましたがたくさんの方に参加頂きました。それぞれ持参する水分を確認し出発。曇予報でしたが途中豪雨と雷予報に急変し、予定を切り上げビジター棟に戻りました。その後、予報通りの雷雨でした。すぐそばで鮮明な稲妻をビジター棟の中から見たときは、驚きました。予報が当たるか当たらないかの判断はむつかしいですが、雨や雷に合うことなく、また体調不良もなく無事終了することができ良かったです。

予定コースは、 ビジター棟~みくるま池~みどり橋東側~4番トイレ(休憩)~北入口~軽登山道~仁川広河原(休憩)~甲山橋~なかよし池で解散予定でしたが、みくるま池~みどり橋東側~ビジター棟へ。室内にて じっくり振り返りをしました。

まずは、 NACS-J自然観察指導員兵庫連絡会 のスタッフの自己紹介。今回のスタッフは、阪神間、加古川、淡路島、但馬などなど兵庫の各地から8人集まりました。

最初に目についたのは、ホルトノキ。昆虫を探すポイントについてのお話

早速、花に来るカミキリがみつかりました、

それぞれ、色んな虫を見つけてくれます。

池には、コイ、アカミミガメ、イシガメ、クサガメ、スッポンなどがいます。コイに餌を与えるとアカミミガメなども寄ってきます。アカミミガメは、2023年6月より条件付特定外来生物に指定されています。餌を与えることは、在来生物の生息環境を悪くすると考えられます。

ササの葉に付いた平らな昆虫は何?

次々と色んなものが見つかる!

けど、天気予報が曇りから雷雨に変わり、予定変更。

ゲリラ豪雨と雷予報なので距離的にはほとんど進んでないし、予定の時間より少し早いですが、ビジター棟に戻ります。

ふりかえりでは印象に残った生きものについて教えてもらいました。見つけた生きものを観察する様子は、興味深々でみんなの集中力が素晴らしい!

昆虫ではないけれど、変形菌を見つけたお友達もいました。何かわからなかったけれど、自然観察指導員の方に変形菌のムラサキホコリの仲間だと教えてもらい、こんな生きものが存在することを知ったようでした。夏休みの自由研究につながればいいですね。

< 今日観察した生きもの >

ニイニイゼミ、ツクツクボウシ(声)、アブラゼミ、ヒグラシ、ヨツスジトラカミキリ、カナブン、コシアキトンボ、クルマバッタモドキ、ユミアシゴミムシダマシ、スズメバチの仲間、ツチバチの仲間、ツヤアオカメムシ、エビイロカメムシ、カレハガの仲間(幼虫)、ムネアカオオアリ、タイワンタケクマバチ、ハバチの幼虫、ハマキガの幼虫、キボシマルウンカ、エグリバの幼虫、ツユムシの仲間、シンジュサンの蛹の抜け殻、シロアリの仲間、モリチャバネゴキブリ、ショウリョウバッタ、ゴマフボクトウの屑、オオスジコガネ、クワガタ、シマヘビの抜け殻、ムラサキホコリの仲間、コイ、スッポン、アカミミガメ、イシガメ、クサガメ、ホルトノキの花、クサギの花、シバグリの若い実などなど

<参加者さんの感想>

・虫の見つけ方を知ることができた。

・午後からのイベントもあると嬉しい。

・普段気づかない虫などにも気づくことが出来たので楽しかった。クルマバッタモドキを初めて捕まえて嬉しかった。

・甲山の自然にたくさんの種類の昆虫がいることを知った。

・ガイドの方たちの詳しい説明とともに自然を満喫できてよかった。自分たちでは判らない虫や植物を教えてもらえて楽しかった。

・カナブンやバッタ、コシアキトンボなどを捕まえることが出来て嬉しかった。

・秋の虫もお願いします。

・色々教えて頂けて良かったです。が、子どもは捕まえた虫を持って帰りたかったそうです。

・虫は色々な不思議がある。

・虫好きの孫が大満足しました。

・子どもたちが楽しそうでした。

甲山森林公園のイベントは他にも盛沢山です。
詳細は「かぶにゅーvol.43」 甲山森林公園ホームページでご確認ください。

皆さまのご参加をお待ちしております!

★熱中症警戒アラート、暑さ指数が28以上(厳重警戒または危険)と発表された際は、屋外イベントについて中止または、その内容の変更(公園ビジター棟などの屋内で開催)が行われる場合がございます。
28以下であっても、睡眠不足や体調不良などの方は無理をせず外出を控えてください。

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