公園での過ごし方【生きもの編】
みなさん こんにちは
これから梅雨が明けると、生きものとのふれあいを求めて公園に訪れる方もいるのではないでしょうか。
今回は、公園での生きものとの付き合いかたについて、紹介したいと思います。
甲山森林公園での過ごし方には
「植物の採取・伐採、野生動物の採集・捕獲・殺傷は禁止されています」
というルールがあります。皆さんご存知でしたか?
生きものたちをつかまえて、連れてかえりたいと思うときがあると思います。
その時に考えてほしいことがあります。
生きものたちにとって公園の環境は一番過ごしやすい場所です。
公園の生きものを連れてかえることは、生きづらい場所に移動させることになります。公園とは環境が違う中で、生きものたちは長く生きていけるでしょうか。
また、生きものを連れてかえることは生きものが亡くなる最後まで、公園と同じ環境をつくらなければいけませんし、それは簡単なことではありません。
小さな生きものも大切な命です。生きものたちは元々いた過ごしやすい環境で生きていくことが、自然な姿です。
公園スタッフは生きものたちの過ごしやすい場所をつくるため、草刈り時期、場所などを考え環境整備などを行っています。ですが、せっかく場所を整えても生きもの自体がいなくなってしまえば、意味がありません。
たくさんの生きものが生きていける公園であるためには、公園に訪れる一人一人の理解と協力が必要です。
つかまえた生きものは、 生きもの観察など、生きものとふれ合い楽しんだ後は、元の場所にかえしてあげてくださいね。
いつまでも、たくさんの生きものと公園でふれ合えるよう、よろしくお願いいたします。