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活動レポート 更新日 : 2022年02月28日

2/23(水・祝) 「甲山☆真冬の自然かんさつ隊」

【開催報告】2/23(水・祝) 主催イベント「甲山☆真冬の自然かんさつ隊」のご報告です。今回は自然観察指導員(伊丹市昆虫館学芸員)の野本さんと冬の生きもの探しをしながら、親子で自然に親しむをテーマに開催しました。


まずは、ビジター棟で虫の冬越しについてのお話。スクリーンにインパクトのある画像が次々に映し出され、講師の野本さんのわかりやすい説明に参加者は引き込まれます。問いかけに対して、子どもたちが答え、大人たちは「ほぉーぅ」「へぇー」と感嘆の声があがり、会場には一体感が生まれました。野外観察のポイントも学び、いざ屋外へ出発!

コースは、 ビジター棟~管理事務所周辺~芝生広場外周~みくるま池~みどり橋~ビジター棟

壁についていたのはマイマイガ?

それぞれ好きな朽木(くちき)を選んで早速バラバラにしてみます!
どんな木に虫はいるのかな?
割りやすいのはどんな木?

いろんな生きものがたくさんいました!出てきた虫をじっくり観察中
木の違い(水分量・種類など)を触って確かめます。
カブトムシの幼虫も

観察した後は木も虫も必ず元の状態に戻すのがお約束!
お片付けが済んだら次は園内を探検!!

ヨコヅナサシガメ幼虫
ホルトノキ
丸まった葉っぱの中身は?!
ツリガネヒメグモの仲間
カシノナガキクイムシ のお話
植物の中にはこんなトゲトゲも…
慌てて掴まないように!
そっと触ってみる蟻道
みくるま池周辺にたくさんあるこれは何?!
セミの産卵痕

たくさん拾ったモミジの種を橋の上からヒラヒラ…

事前告知していたキイロスズメバチの巣の解体には大人も子どもも興味津々✨

巣の構造についてのお話しの後、参加者のみなさんに重さや質感を感じてもらいました。

今日観察した生きもの カブトムシ幼虫、クワガタ幼虫、ハラビロカマキリ卵嚢、マイマイガのさなぎ殻と卵塊、クチキムシの仲間、コマダラウスバカゲロウ幼虫、ヨコヅナサシガメ幼虫、ミノムシの仲間、セミの産卵痕、キイロスズメバチ、チビクワガタ、ムカデの仲間、ダンゴムシの仲間、ミミズの仲間、ゴミムシダマシの仲間、シロアリの仲間、コケガの仲間、ツリガネヒメグモの仲間、カルガモ、ルリビタキ、アオジ、メジロ、エナガなど

参加者さんの感想 

『素人ではわからない知識を得ることができた。』

『説明が分かりやすくて、楽しく学べ子どもも喜んでいたので満足。』

『 コマダラウスバカゲロウの幼虫 は擬態のすばらしさに感動しました。』

『本格的に木を解体したり、虫を紹介してくれたから満足。』

『朽木の観察が満足。実際に見て、触れたことが良かった。』

『自分では気が付かない冬の虫を発見することができて良かった。』

『スズメバチの巣を目の前で見れて感動した。』

『子どもたちが一見地味な冬越しの生きものを楽しそうに観察する姿が印象的でした。 』

『冬は虫がいないと思っていたけれど、卵、幼虫、さなぎなど色々な形態で寒い冬を乗り越えているのだなと勉強になった。 』

『子どもと一緒に家族が自然を楽しんでいる様子が良かった。』

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