2/19(日) 「甲山☆自然観察隊 真冬の公園で虫探し」
【開催報告】2/19(日) 共催イベント「 甲山☆自然観察隊 真冬の公園で虫さがし」のご報告です。
NACS-J自然観察指導員兵庫連絡会のみなさんと、真冬の昆虫などを観察するイベントを開催しました。
朝から降り続く雨の観察会となりましたが、大勢の参加者でにぎわいました。
まずはビジター棟で、公園で見ることができる昆虫のお話。
昆虫の越冬形態など、昆虫クイズやいくつかの生きた昆虫(キンカメムシ、ケラ、ウスタビガの蛹など)の紹介がありました。
屋外のデッキに出て、朽木(枯れた木)を割り、冬越しをしている生きものを探して観察しました。
クワガタの幼虫やチビクワガタの成虫、ムカデも出てきました。
朽木割りの後は、ビジター棟を出て野外へ。
ビジター棟→カブトムシの幼虫がいる環境を観察→みくるま池に向かいます。
普段立ち入ることができないエリアで、水辺の生きもの観察もしました。
池の生きものは思ったほど見つからなかったけれど、メダカ、カワゲラ幼虫、ヨシノボリ、スジエビなど、いろいろ観察ができました。
<今日観察した生きもの>
チビクワガタ、ヨツコブゴミムシダマシ、イシムカデの仲間、コメツキムシの仲間、キマワリの幼虫、ミミズ、アリ、オオミノガ、 メダカ、カワゲラ幼虫、ヨシノボリ、スジエビ 、クモ、ニイニイゼミの産卵痕、カルガモ、カイツブリ、ツチグリなど
<参加者さんの感想>
・雨でしたが、朽木の中を見たり、普段は入れないところで生きものさがしをしたり楽しかった。
・朽木を割ってたくさんの虫が出てきたことが面白かった。
・春、夏の虫探しと違う体験ができ満足。
・朽木割はとても楽しかった。池は季節的に?生きものが見つけにくかったので残念。
・子どもが昆虫好きだったが、冬だと探す機会もなく、親子で楽しむことができてよかった。
・昆虫の事をいろいろ知ることができてよかった。
朽木割り、網での水中の生きものを探すことが面白かった。また、暖かい時期にも参加したい。
参加者の方々は一様に、よりいっそう生きものに興味がわいたようで、講師陣やスタッフもうれしく感じました。
雨にもかかわらず、雨具を着て楽しそうに観察しているこどもさんたちの姿が頼もしかったです。
甲山森林公園のイベントは他にもりだくさんです。
詳細は「かぶにゅーvol.37」、公園ホームページでご確認ください。
スタッフN