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活動レポート 更新日 : 2024年02月19日

2/17(土) ~巨石群ツアー~大阪城の石垣にも使われた巨石を見に行こう!開催しました。

西宮市立郷土資料館の学芸員の方々を講師にお迎えして、園内の巨石を見ながら歴史について学べるツアーが開催されました!

1月開催予定が雨天中止となり、2月はキャンセル待ちが出るほど大盛況でした。

2グループに分かれてツアー開始。

出発前に西宮市郷土資料館の学芸員の方々によるレクチャー です。

~甲山森林公園内に国指定史跡があるのはご存知でしたか? ~

今から約400年前、江戸幕府により再構築された大阪城の石垣に使われる花崗岩が六甲山地の周辺でもたくさん採られて、大阪城まで運ばれました。

六甲山系の東に位置する甲山森林公園も採石場のひとつで、石採りの作業状況を示すものが当時のまま残されています。

甲山周辺で採石をしていたのは佐賀の鍋島藩。
藩の印が刻まれた刻印石を園内で見ることができます。

鍋島藩の刻印

園内には、色々な理由で運ばれなかった石がたくさんあります。
(※運ばれなかった石がそのまま見られる場所は貴重なんだそうです!)
その石たちが残されているからこそ、今いる私たちが昔の状況を知ることができるんですね。

この巨石をどこからどのように運び出そうとしていたのか?

展望台から大阪平野を見渡し、江戸時代にここから大阪城に花崗岩の巨石を運んだ様子を想像してみました。

山の上の巨石を運ぼうとしていたのでしょうか、、、

矢穴の大きさにより時代が違うようです

鍋島藩ってどんな藩だったのかな?
こんなに大きな石を400年前の人はどうやって穴を開けたり割ったりしたのかな?
山の中で石を切り出して、どうやって大阪城まで運んだのかな?

詳しく知りたい方は是非、4月の巨石群ツアーにご参加ください。

<参加者の感想>

・「石切場の整備後初めて来たので、参加して発見がたくさんありました」

・「大阪城の石垣にまつわる話を全く知らなかったので新鮮でした」

・「一人ではいくことができないので参加してよかった。説明がとても分かりやすかった」

・「説明が丁寧で分かりやすかった。みるポイントも整理されていてよかったです」

・「残念石があるのは知っていたが詳しくはわからなかった実物で解説いただけて良かった」

・「説明が面白く、資料も参考になりそうです」

・「刻印石について詳しく解説いただいた。刻印石がそのまま残っているのを見ることができた」

・「もう少し歩くスピードがゆっくりだとよかった」

次回の巨石群ツアー

■3月は3/10(日)に甲山森林公園主催の『はるまつり』に併せて開催予定ですが定員に達しております。
■4月開催については西宮市立郷土資料館(0798-33-1298)か公園HP内イベント情報をご確認ください。

また詳細が決まり次第かぶにゅーvol.42(3/10発行予定)にてお知らせいたします!

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