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活動レポート 更新日 : 2024年12月12日

12/7(土) 「第26回 かるがもクラブ」

【開催報告】12/7(土)主催イベント「第26回かるがもクラブ」のご報告です。
『親子でのんびり自然に触れ合いながらおさんぽを楽しもう!』をテーマに、今回は、紅葉を楽しみながら、竹の器に落ち葉や木の実などを入れてお弁当に見立てた遊びをしました。五感をつかって触ったり、においをかいだり、また、食痕や足跡などのフィールドサインからここにはどんな生きものがいるのかな?とみんなで考えてみました。

管理事務所付近で、ヒイラギの花の香りをかいで、カキの葉やオニドコロの実をお弁当の材料としてゲット、皇帝ダリアの花びらも落ちていました。竹の器は、ムクノキの葉でやすりをかけてスタートです。

みんなが大好きなドングリもたくさん落ちています。コナラのドングリは葉が緑から黄色へと変化し、アラカシのドングリは常緑樹なので緑の葉のままです。上の方にはハゼノキの葉が赤くなり実もたくさんついていました。ハゼノキの実から作った和ろうそくも見ていただきました。

初めにヤスリとして使ったムクノキは葉の表面がざらざらでした、ツバキはどうでしょう?葉の表面や鋸歯のギザギザも触って見ます。よく見ると、花のつぼみがついています。

森の中にはトゲトゲの植物もいろいろあります。そーっと触って見ましょう。

高い高いモミの木を見たり、コウヨウザンの実を拾いました。

みくるま池にはカルガモが4羽、カイツブリが1羽いました。カルガモとカイツブリの食べ物の違いをお話して、カイツブリが食べ物をとるために水面に潜った後、次はどこから顔を出すかな?とみんなで観察しました。

ままごと遊び、「今日のお弁当のおかずの1品にエビフライを入れましょう!」とエビフライを探しに行きます。松ぼっくりを食べた痕がエビフライのようです。」誰が食べたのかな?

イチゴノキの花と実がありました。冬に咲くスズランのような白い花はツツジの仲間です。赤い木の実は高い木の上で落ちているものはありませんでした。残念。

みくるま池の周りは、太陽が当たる場所はとても美しく紅葉しています。ラクウショウの葉が落ちたあと、その下のモミジが色づき始めました。

ジャブジャブ池のそばに『ぬた場』ができていました。そこには、足跡が、、、だれの足跡?近く木には、その動物が体をこすった泥がついています。

オオモミジの種はどのように飛んでいくかな?上の方から落としてみると、、、

お散歩途中に拾い集めた材料で竹の器に盛りつけをしましょう。

木の枝をトング、お箸、スプーンに見立てて、色とりどりのおいしそうなお弁当ができました。「いただきま~す」

<今日観察したもの>

植物 カキ、オニドコロ、コナラ、アラカシ、ハゼノキ、アカメガシワ、ツバキ、コウヨウザン、モミ、カラスザンショウ、イチョウ、ホルトノキ、アカマツ、イチゴノキ、イロハモミジ、オオモミジ、ラクウショウ、クリ、アベマキなど

野鳥 カルガモ、カイツブリ、ヒヨドリの声

フィールドサイン イノシシ、リス

<参加者さんの感想>

・子どもの一言一言にアンテナをたてて丁寧に答えてくださった。大人も勉強になりました。

・竹の入れ物に落ち葉やドングリなどを入れて作るお弁当がとても楽しかったです。紅葉もとてもきれいで癒されました。

・橋の上からモミジの種を落としてくるくる回って落ちるのが楽しかった。

・トゲトゲの木が結構あるのですね。

今回応募は、定員の6組の親子でしたが体調キャンセルがあり、参加されたのは3家族の方々でした。お天気に恵まれ素晴らしい紅葉を見ながらのお散歩となりました。時節柄、皆さま、お体にお気を付けください。

かるがもクラブでは終了後に使っていただけるよう、ビジター棟のお部屋をご用意しています。お昼寝やお食事などにご利用ください。

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次回の『かるがもクラブ』は2月です。
詳細は、12月中旬発行の『かぶにゅーvol.45』にてご確認ください。
ホームページからご覧いただけます。

皆さまのご参加お待ちしております!
スタッフI&N

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