1/11(土) 「第16回 公園ネイチャーガイド」
【開催報告】1/11(土) 主催イベント「第16回 ネイチャーガイド」はお天気に恵まれ軽登山道を歩くと体がぽかぽかしてきました。
本日のルートは…
管理棟前~南入口~軽登山道~仏性がケ原~東入口~軽登山道~レストハウス~北入口
この公園内でも、約400年前、大阪城の石垣に使われるための石採りがされていました。その作業状況を示す遺構も見ながら、いつものように五感を使って自然観察をしつつ南入口軽登山道から北入口までご案内しました。
軽登山道を歩き始めるとアベマキの落ち葉がたくさん。見つけたドングリはアラカシとコナラ。殻斗の違いで判別できます。
三大美芽のひとつ、ネジキの冬芽と葉痕。何に見えますか?ネジキの樹皮や果実(種)も観察しました。
休憩ポイントでは、青空を背景に甲山がはっきり見えました。山頂の緑の大きな木は何でしょう?またの機会に山頂で確かめてみましょう。おそらく〇〇モ〇?
クスノキの香りをかいだり、シダを観察したり。
こんなところにも鍋島藩の刻印があります。
少し危険と感じた木があったので、倒木の危険がある木の見分け方のお話をしました。常緑と思われる木に葉が全くなく、触ると軽く、力を入れると折れそうでした。ガイド終了後、伐採しました。
松ぼっくりの食べ跡。エビフライに見えますか?ここにもリスがいるのね♪
数羽のメジロが木のてっぺん辺りからホバリングのような動きを何度もしていました。
アラカシの葉で遊んでみました。葉を左右に引っ張ると恐竜のトリケラトプスの背中のような形になる。
シャシャンボの実
シャシャンボとヒサカキの違いについて、樹皮の特徴など観察。
オオバヤシャブシの雄花の冬芽が出来ています。
レストハウスから見た甲山。上空の雲行きが怪しくなってきましたが、雨や雪が降ることはなかったです。
コブシやトベラの実の秘密
<<<本日観察したもの>>>
植物・・・アベマキ、コナラ、クスノキ、カナメモチ、ヒサカキ、モチツツジ、ネジキ、ヤツデ、ヒメユズリハ、ウラジロ、コシダ、タチバナモドキ、コバノミツバツツジ、ソヨゴ、アラカシ、シャシャンボ、コブシ、トベラ、ハリエンジュ(ニセアカシア)など
野鳥・・・メジロ、(声のみ)シロハラ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ヒヨドリ、ウグイスなど
<<<参加者さんの感想>>>
・何度きても その毎、木々の違う姿を発見できて楽しい。今日はシャシャンボが特にうれしかった。
・シャシャンボの甘い実に出会えた。シダなどの種類を知り、知らなかった樹木に触れることができた。ガイドさんによる案内を増やしてほしい。
インフルエンザが流行っています。みなさまお気を付けください。
次回公園ネイチャーガイドは3月29日(土)です。1~3月のイベントは『かぶにゅーvol.45 』 をご覧ください。
みなさまのご参加お待ちしております♪
スタッフN