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活動レポート 更新日 : 2020年12月15日

【開催報告】12/6 主催イベント「めざせ!サバイバルマスター(シェルター編)」

災害時は日常とは異なり、
必ずしも、おとなが近くにいて助けてくれるとは限りません。
子どもたちが、自分で自分のいのちを守り、
そして、できれば、自分のまわりの人たちも助けることができるように。

そのための体験と学びの場をもっと増やしたいと思い、
72時間サバイバル教育協会の皆さんを甲山森林公園にお招きし、
「めざせサバイバルマスター」を開催しました。

8つのサバイバルプログラムを受講・検定合格すると、
サバイバルマスターとして認定されます。
今回は、「シェルター」のプログラムです。

☆今回、デカトロン西宮店様からイベントで使用するテントとタープをご提供いただきました。

                                   

甲山森林公園では、キャンプ利用、ペグを使用したテントや、木にロープを括り付けるタープ、他の来園者の利用を著しく妨げるテント・タープの設置は禁止です。 今回は特別に許可を得て開催しています。
キャンプ利用の方はお隣の西宮市立甲山自然の家キャンプ場にお問合せください。

                                   

まず、今回のプログラム「シェルター」についてのイメージをみんなで考えます。安全な場所、災害時に避難するところ、学校の避難所などの意見がでました。今回はそんなシェルターをどうやって作るのか、何に気をつけたらいいのか学びます。

まずは、市販のテントを張ってみよう!

張ったことがある人も初めての人も協力しながらみんなで張っていきます。

ここは森林公園、周りには木や岩、枯葉があります。近くには崖があるし、イノシシが出るかもしれない・・・。どんなことに気をつけるのか考えながら張っていきます。

少しずつ形になってきました。どんな形のテントができるのかイメージするのも大切です。

雨や風で飛ばないようするには、動かないようにしなければ!

一人では大変なので、協力して固定していきます。ケガをしないようにお互いに気をつけていますね。

テント完成!自分たちで建てたテントの居心地はどうかな?

                                   

次はタープ、テントよりも簡易的なシェルターですが、あるとないとでは大違い。テントのときとどんな違いがあるか実践しながら考えます。

テントのときよりもスムーズに張れました。テントで学んだことが活かされています!

ここまでは市販のテントやタープを張りましたが、災害時必ずしも市販のものが揃っているとは限りません。

例えば、身近にある紐でシェルターを作らなければいけないとき、ロープワークを知っていれば効率的にシェルターを設置できます。

難しいので何度も練習!大人に教えてもらったり、できた人のをみたり、みんな真剣な顔つきです。

                                    

お昼休憩の後は、今まで学んだことを活かして、実際に身近にあるもの(ブルーシート、ビニール紐)でシェルターをつくります。

講師の方がつくったシェルターをみんな観察しています。どこにどんな工夫がされているのか見つけられるかな。

いざ、実践!午前中に習ったロープワークを早速活用しています。

覚えているかな。

くくりつける木がない時にはどうするのか。どこに設置したらいいのか。

それぞれ自分で考えてやってみます。

お父さん、完成したシェルターに、自信満々のポーズ♪

子どもに負けじと真剣に取り組まれていました。

実技が終わったら、筆記試験。今日学んだことを体だけではなく、頭で理解できていることも大切です。

実技、筆記試験終了!

お疲れ様でした!

                                                                      

全員に終了証、合格者にはワッペンが渡されました。

皆さん寒い中本当にお疲れ様でした。

サバイバルマスターは合格したら終わりではありません。いつか必要になった時に活かせるように、日々心掛けていくことが大切です。ここからサバイバルマスターのスタートです!

次回は、2/14(日)にウォーター編を開催予定です。興味のある方はぜひご参加ください!

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